新華社は1月25日、第13期全国政協委員のリストを公布した。26日付香港各紙によると、同リストは24日の第12期全国政協常務委員会第24回会議で採択されたもの。計2158人のうち香港から選ばれた委員は200人余りに上り、政財界、専門業界など香港各界を網羅している。副主席を務める董建華・元行政長官と梁振英・前行政長官、長和実業の李沢鉅・副会長、恒基兆業地産の李家傑・副会長、文化芸術界選出の成龍氏ら約110人が留任した。新たに加わった委員には世界保健機関(WHO)の陳馮富珍・総幹事、特区政府食物及衛生局の高永文・元局長、保安局の黎棟国・元局長、警務処の曽偉雄・元処長らといった元特区政府高官や、元行政会議メンバーの張志剛氏、民主建港協進連盟(民建連)の李慧瓊・主席、香港経済民生連盟(経民連)の盧偉国・主席、香港取引所(HKEX)の李小加CEO、海洋公園の孔令成・会長らが含まれている。特に経民連は6人が全国政協委員となり、政党の中では最も多い。ほかは民建連が3人、香港工会連合会(工連会)が2人、自由党が1人となっている。一方、常務委員を務めていた呉光正氏、陳永棋氏、鄭家純氏、戴徳豊氏ら8人が退任した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171221_6061/