小売りを中心に香港の消費が上向いてきたといわれる中、2017年の広告費の支出が前年比で4%も増加したことがわかった。1月25日付香港各紙によると。これは広告コンサルタントのアドマンGOがあきらかにしたもので、同年の香港全域の広告費支出は419億ドルにも上るという。媒体別シェアではトップはテレビで32%、以下フリーペーパー(15%)、屋外広告(15%)、有料新聞(12%)、パソコン向けネット広告(9%)、モバイル向けネット広告(8%)、雑誌(5%)、ラジオ(4%)と続く。伸び率ではモバイル向けネット広告が著しく、前年比で168%も増加している。主要メディアはTVB傘下のマイTVスーパー、PCCW傘下のViuTV、グーグル、ユーチューブなど。広告主では銀行やクレジットカード、旅行サイトなどが目立つ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180110_6290/