食物環境衛生署は1月23日、旺角の商店で販売されていたチルド鳥から鳥インフルエンザウイルス(H5型)が検出されたと発表した。1月24日付香港各紙によると、問題の鶏は中国本土の恵東県百事盛農牧有限公司から香港に輸入されたもので、旺角広東道の「佳味専門店」で販売されていた。同店が仕入れた30羽のうちサンプル検査を受けたのは18羽でいずれものどからウイルスが確認された。検体以外はすべて完売しているという。当局はただちに百事盛のチルド鳥の仕入れおよび販売を禁止したが、百事盛のチルド鳥の香港市場での供給率は1割程度で、販売禁止になっても価格に大きな影響は出ないものとみられる。当局では販売店関係者の健康状態を監視するとともに、チルド鳥に接触し、7日内に発熱や呼吸器感染の症状が出た場合は医療機関を受診するよう呼び掛けている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180112_6332/