2018年の安全な航空会社ランキングで、昨年まで3年連続首位だったキャセイパシフィック航空(国泰航空)が今年は12位と大幅に順位を下げたことがわかった。1月22日付香港各紙によると、これはドイツで航空関連の調査を行っているJACDECがトップの20社を選定、発表したもの。昨年までは単純に事故の回数などで評価を行ってきた同調査だが、それでは短距離便が有利になることもあり今年からは基準を一新、対象の航空会社を60社から100社に拡大し、事故のほか経営環境や気象変化への対応なども加味されることになったという。結果、順位は様変わりし、1位はエミレーツ航空、2位以下はノルウェージャン・エアシャトル、ヴァージン・アトランティック航空、KLMオランダ航空、英イージージェットと続く。中東方面の航空会社の躍進もめざましく、トップ10中には首位のエミレーツ以外にもエティハド航空が7位に、エアアラビアが10位にランクインした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171108_4935/