高等法院(高等裁判所)は1月17日、「セントラル占拠行動」の旺角占拠地で裁判所の強制執行を妨害した件で16人に量刑を言い渡した。18日付香港各紙によると、16人は2014年11月26日、旺角の占拠地でミニバス会社が申請した裁判所臨時禁止令の強制執行が行われた際に警官隊と衝突し、法廷軽視罪で有罪となった。量刑は香港衆志の黄之鋒・秘書長が禁固3カ月、社会民主連線(社民連)の黄浩銘・副主席が禁固4カ月半、香港専上学生連会(学連)の●敖暉・元副秘書長が禁固1カ月(執行猶予1年)と罰金1万ドル、そのほかは禁固1カ月(執行猶予1年)~禁固2カ月(執行猶予1年半)となっている。裁判官は特に黄之鋒氏と黄浩銘氏が「事件の重要な立場にあり現場で弁護士や執行官、禁止令に対する挑戦的な発言を繰り返し、デモ隊の座り込みを奨励した」と裁定。「政治運動による混乱で被害を受けるのは往々にして貧窮している大衆と労働階級である。当日、デモ隊が路面を占拠してもすでに何ら変化をもたらすことはできず、タクシーやミニバスの運転手の生計、通学する学生など一般市民に影響するだけ」と指摘した。【●=山かんむりに今】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180109_6272/