深セン、国務院が第2ボーダー撤廃を承認【華南―政治】

国務院は1月15日、「深セン経済特区の管理線撤廃に同意する承認」を発表し、かつて深セン市の経済特区と特区外を隔てていた二線(第2ボーダー)が完全に廃止されることとなった。16日付香港各紙によると、1980年に深セン経済特区が成立した後、86年には全面的に二線管理が実施され、特区内外は126キロメートルの有刺鉄線と巡回路で隔てられ、武装警察が常勤し、最多時で16カ所の検問所が設けられた。だが深セン経済特区成立30周年の2010年、国務院が経済特区の範囲を市全体に拡大することを承認し、14年には検問所が撤廃され二線は有名無実となっていた。改革開放40周年を迎える今年、二線が歴史的使命を終えたと宣言されたことで深センの一体化による発展が促進されるとともに、粤港澳大湾区の建設推進など香港との関係強化にも有利とみられている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171222_6069/

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