3月の立法会議員補欠選挙に向けて民主派は1月14日、予備選挙を行った。15日付香港各紙によると、予備選挙は民主動力が主催し、補選のうち直接選挙枠の九龍西と新界東の2選挙区について計6人の候補者から民主派候補を絞り込むもの。九龍西では専業議政の姚松炎氏、香港民主民生協進会(民協)の馮検基氏、民主党の袁海文氏、新界東では新民主同盟の范国威氏、工党の郭永健氏、香港専上学生連会(学連)の張秀賢・元常務委員が候補者となった。14日午前9時から午後9時まで行われた実体投票には2万5800人が投票。この実体投票と電話による世論調査、組織票を総合してポイントの最も高い候補者を当選とする。15日の香港電台(RTHK)ニュースによると、民主動力は同日午後4時ごろ、予備選の結果を発表。九龍西では姚氏、新界東では范氏が当選し、民主派の推薦を得て補選に出馬することとなる。また選挙事務所は立法会4議席の補選の立候補届け出を16日から受け付けると発表。届け出は29日に締め切り、3月11日に投開票される。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171207_5716/