MTR東部線で事故が起き、約2時間半にわたって全線が運休した。1月11日の香港電台(RTHK)ニュースによると、11日午前9時半ごろに信号が故障し運行を一時停止した。列車の中で1時間待たされた乗客もおり、粉嶺駅と火炭駅付近に停まっていた2つの列車からは自力でドアを開けて降りて線路を歩く乗客が3人出現。その後職員がホームまで誘導し無事に到着したという。駅の外ではシャトルバスや別の交通機関に乗り換える多くの乗客が列をつくりごったがえした。事故発生の30分後もMTRのアプリでは東部線の運行は正常と表示されていたことから、議員からは誤った情報が乗客の混乱を招いたと批判の声が出ている。MTRC(香港鉄路)では事故原因を信号の故障とバックアップシステムの動作の不調によるものと説明している。この事故でMTRCは罰金300万ドルを払うことになるという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171211_5747/