新司法長官の住宅、違法増改築は計9カ所【香港―政治】

1月6日に司法長官に就任した鄭若●氏の住宅で発覚した違法増改築は、夫妻所有の2物件で計9カ所あることが判明した。10日付香港各紙によると、特区政府屋宇署は9日、屯門にある鄭氏とその夫の潘楽陶氏の住宅の立ち入り検査を行った。その結果、地下室、屋上の物置部屋、庭の池、ガラス張りのひさしなど2軒合わせて9カ所が違法増改築であり、総面積は1770平方フィートに及ぶことが分かった。中でも地下室は2軒それぞれ538平方フィートとなっている。屋宇署は家主に対し認可業者に改装を委託して元に戻すよう要求した。林鄭月娥・行政長官は同日、「鄭氏は違法増改築を隠ぺいしていたわけではなく、警戒心と政治的敏感性が足りなかったにすぎない」と述べ、鄭氏が司法長官として理想的な人選であることを強調した。だが親政府派と民主派の議員はともに信用問題にかかわるとして鄭氏による詳細な説明を求めている。【●=馬へんに華】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180109_6274/

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