油塘で12月12日、帰宅途中の女性が男に襲撃され、ブラジャーとパンティーを奪われる事件が発生した。12月13日付香港各紙によると、12日深夜3時ごろ販売員の女性(38歳)が油塘でミニバスを降り鯉魚門道を歩いていたところ、一旦すれ違った男が戻って来て突然女性の首と髪の毛をつかんで近くの塀に打ちつけ、押し倒されて何度も頭を殴られた。女性が抵抗できないと分かった男は女性の住所や家族関係などを詰問し、言う通りにすれば解放すると言ってブラジャーとパンティーを脱ぐように要求。しかし女性が要求通りにしても立ち去ろうとせず、自身は3年間交際しておらず女性に恋人になってくれないかと聞いたという。そして女性の電話番号を聞いたり携帯電話を奪おうとしたため2人はもみあいになったが、そこへランニング中の非番の警官が通りかかり、男は逃走。女性は警官に助けを求めたにもかかわらず、ブラとパンティーだけ奪われたという話を信じてもらえず、頭の傷を見せてからやっと通報してくれたのだそうだ。容疑者は30歳くらい、身長は約165センチ、やせ形で、なまりのない広東語を話していたことから香港市民と思われる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171205_5660/