立法会で12月13日から議事規則改正の決議案に関する審議が再開するのに向け、11日夜には議事堂前で民主派が改正を阻止する集会を行った。12日付香港各紙によると、立法会の梁君彦・議長は11日、クリスマス連休前に審議を完了するため13日以外に14~18日に追加審議を行うと発表。約60時間の追加審議となり、決議案の審議が完了するまで続けるという。民主派は立法会議事堂前のデモエリアで改正に反対する集会を開催し、議員を含む約100人が参加。「今日は議事規則改正、明日は23条立法」と書かれた横断幕を掲げ、デモエリアにテントを張って座り込みのデモを開始。立法会の警備員はデモエリアの開放時間は夜11時までと述べ、11時半から居座るデモ隊約50人の排除を開始し午前零時まで行われた。立法会秘書処によると、各種団体が数日にわたって立法会周辺で集会を行うと表明しているため、デモエリアには鉄柵を配置するなどで警備を強化。エントランス前には鋼板の衝立てを配置し、デモ隊による議事堂への突入を阻止する構えだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171207_5714/