サムスンのスマートフォンがオクトパス(八達通)代わりに使えることになりそうだ。12月12日付香港各紙によると、これはオクトパス社が推進しているスマホ対応事業「スマートオクトパス」にサムスン社のスマホ用電子決済「サムスンペイ」が参画し実現したもの。14日からサムスンの端末が従来の八達通と変わらず、公共交通機関や小売店での支払い、マンションなどの入出管理ゲートで使用でき、オートチャージも可能になるという。対応機種は現在のところギャラクシーノートの8、S8、S8+の3機種のみ。注意点は一旦スマホに八達通機能を移行すると、以前のカードが使えなくなる点。特徴としては、NFC(近距離無線通信)を介しているため、QRコード決済と違いネットの接続が不要なことが挙げられる。また、基本的にスマホの通電は必要だが、充電が切れてスマホが起動していない状態でも10回程度なら使用できるという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170928_3912/