香港衆志の羅冠聡・主席が1月に台湾で「時代力量」主催のフォーラムに出席して帰港した際に空港でデモ隊に襲撃された件で、デモ参加者4人に禁固刑が下された。12月7日付香港各紙によると、本件では5人が違法集結や普通襲撃で起訴され、西九龍裁判法院は6日、うち4人(53~72歳)を有罪とみなし禁固3カ月の判決を下した。裁判官は「4人の行為は平和的デモの境界を超えて社会の安寧を破壊するものであるため法的制裁が必要」と判断した。羅主席の台湾訪問は台湾独立派との結託とみられているため、弁護側は「被告らは中国の領土保全という崇高な理念を持ち、国家と香港の将来に対する思い入れが深い」と強調していた。判決が下された際、傍聴席では30人余りの支持者らが「盲官」「狗官」と裁判官をののしる声を上げたほか、「曽健超氏より刑期が長いのはおかしい」と批判する者もいた。被告4人は上訴申請が認められ保釈となり、うち1人は「中華人民共和国最高人民法院まで上訴する」と叫んだ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=16533