広東省発展改革委員会は12月6日、港珠澳大橋の車両通行料に関する公聴会の予定を告知した。7日付香港各紙によると、公聴会は21日に広東省珠海市で開催され、消費者、経営者、専門家らが討議する。特区政府運輸署は広東省発展改革委の要請に応じ、通行料案として提示された2案を発表。第1案は自家用車・タクシー150元、シャトルバス・越境バス450元、コンテナ車115元、普通貨車60元で、第2案はこのうち越境バスを200元にしたものとなっている。運輸署は「通行料は広東省、香港、マカオの3地政府が討議した後、中国本土の法律と手続きによって審査・批准を受けなければならず、公聴会も手続きの一環」と説明した。立法会の易志明・議員(航運交通界選出)は「コンテナ車が115元なら受け入れられる水準。より多くのコンテナ車が港珠澳大橋を通じて貨物を香港に運び、香港から輸出されればいい」と述べたほか、青馬大橋を将来的に無料化すれば港珠澳大橋を通じてより多くの貨物を取り込めると指摘した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171123_5355/