中環は高級オフィスの賃料が世界で最も高い都市であることがわかった。12月7日付香港各紙によると、これは不動産コンサルタントのジョーンズ・ラング・ラサールが2017年第3四半期までの高級オフィス物件の賃料に関するリポートであきらかにしたもの。対象となった世界主要46都市54区画の中で、香港の中環は1平方フィートあたり平均で月210ドルと、昨年に続き世界最高を記録、2位のニューヨーク(ミッドタウン)の126.1ドルを66.5%も引き離した金額となった。同社の幹部は「中国本土系企業の進出がとまりそうもない上に高級オフィスの供給が不足気味の状況。前期だけでも前年同期から0.8%も上がった。来年も通年で5%程度上がるだろう」と予測した。ちなみに3位以下はロンドン(ウエストエンド)、北京(金融街)、カリフォルニア(シリコンバレー)と続き、日本の都市では東京(丸の内)が9位にランクインしている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171016_4413/