日本経済新聞社と金融統計機関マーキットは12月5日、2017年11月の香港の購買担当者指数(PMI)を発表した。6日付香港各紙によると、11月のPMIは50.7で、10月の50.3から0.4ポイント上昇。再び上昇に転じ、引き続き景況判断の目安となる50を上回った。民間企業の経営環境が再び好転したことを反映している。競争激化と建設プロジェクトの減少で全体的な新規受注量は2カ月連続で下落。ただし中国本土からの新規受注は2カ月連続の下落から増加に転じた。マーキットのエコノミストは「生産の伸びは10月に停滞した後、再び上昇の軌道に乗った。指数からは企業が生産需要の増加を予期していることが表れており、購買活動は過去10年で最も活発となった」とコメントした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171107_4903/