今年5月に「譚仔雲南米線」を傘下に収めたばかりの、「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングスだが、同じルーツを持つ兄弟店も買収したことがわかった。12月2~3日付香港各紙によると、買収されたのは同じく汁ビーフン専門チェーン「譚仔三哥」。今回の買収により、トリドール傘下のビーフン店は計108店舗となり、香港のビーフン市場の約7割を掌握することになる。ただ譚仔三哥側では今後について「両者の合併はなく各ブランドは存続。運営も別個で、ロゴもメニューも従業員の賃金も一切変化はない」とコメントしている。ちなみに「譚仔雲南米線」と「譚仔三哥」はもともと譚一族の同族会社だったが、兄弟間の意見が対立し2008年に完全に分裂した経緯があり、今回の買収により9年ぶりに元のさやに収まったとの見方もされている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171120_5287/