立法会の梁君彦・議長は11月27日、親政府派と民主派から提出された「議事規則」修正案の裁定を行った。28日付香港各紙によると、修正案は計64項目で、梁議長はこのうち49項目について本会議で審議することを批准した。否決された16項目のうち14項目は非親政府派から提出されたもので、議長は直接選挙枠から選出することや、就任宣誓の立ち会いは首席大法官が務めることなどが含まれ、梁議長はこれら提案は基本法と全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会による解釈に一致しないと判断した。ただし手話を法定言語に入れる案などは批准された。親政府派による提案で批准された中には物議を醸している全体委員会の法定人数を20人に引き下げる案や、報道関係者と一般傍聴者の退場要求議案は議長の同意を得た後に提出できることにする案などが含まれ、主に非親政府派による議事妨害を防ぐためのものとなっている。早ければ12月6日から審議が始まる見込みだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171020_4550/