特区政府運輸及房屋局は11月21日、港珠澳大橋の主橋の建設コストは約100億元(約117億8000万ドル)の予算超過となることを明らかにした。22日付香港各紙によると、同局は港珠澳大橋建設の進ちょく状況について、主橋の橋りょうと海底トンネルはすでに貫通し、現在、トンネル内や路面の舗装工程などに入っていると説明。着工以来の人件費と材料費の上昇、設計・施工案の調整を受けて主橋の建設コストは増大しており、請負業者が港珠澳大橋管理局に概算の調整を申請したという。中国本土の関連部門がすでに概算調整を国務院に報告しており、約100億元の予算超過であることが分かった。3地政府が2009年に合意した出資比率に基づくと香港側は超過分のうち43億元を負担することになり、立法会に追加予算を申請するか、その他の調達方法を講じなければならない。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171117_5273/