中央宣講団が来港、政府高官に国策を説明【香港―政治】

中国共産党第19回全国代表大会(19大)の要点や意義を特区政府の上級官僚に説明するため、間もなく中央が「宣講団」を香港に派遣するもようだ。11月21日付『星島日報』によると、宣講団は共産党中央委員で中央文献研究室主任の冷溶氏が団長を務め、基調講演を行う。23日ごろ来港し、問責高官や副秘書長以上の公務員を対象に報告会を行う。19大閉幕後に組織された宣講団は19大の文書起草に参加した高官36人で構成。政治局常務委員に就任した王滬寧氏から「中国の特色ある社会主義」など7つのテーマについて明確に説明するよう指示されている。林鄭月娥・行政長官は21日の記者会見で、19大報告で最も重要なのは「香港・マカオが国家発展の大局に融合するのを中央が支持する」という部分だと指摘し、「国家発展の大局が何かを知ることによって初めて発展の大局に融合できる。特区政府官僚が19大の精神と報告の内容をより理解すれば仕事に有利となる」と説明した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171115_5122/

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