中連弁主任、親政府派議員を招き食事会【香港―政治】

中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の王志民・主任は11月13日、就任後初めて立法会の親政府派議員を招いた食事会を行った。14日付香港各紙によると、食事会は湾仔の華潤大廈で行われ、議員37人が出席。非親政府派からは中間派である陳沛然氏(医学界選出)が出席した。王主任は中国共産党第19回全国代表大会(19大)で習近平・総書記が発表した報告についてスピーチしたが、先に「2017博鰲アジア青年フォーラム(香港)」で述べたのとほぼ同じ内容だった。中央の香港に対する全面統治権や国家安全は憲法責任であることなどに言及し「まだ基本法23条に基づく立法が完了しておらず、国家主権、安全、発展の利益を脅かす多くのリスクが取り除かれていない」と指摘したほか、香港の発展のため立法会各党派は意思疎通を図り、「一帯一路」と粤港澳大湾区の契機を生かすよう呼び掛けた。立法会の梁君彦・議長は短期内に王主任を立法会での食事会に招き、非親政府派議員とも意思疎通を図ることを明らかにした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171114_5077/

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