香港独立、カタルーニャ独立の教訓で萎縮【香港―政治】

スペイン・カタルーニャ州の独立騒動を受けて「香港独立」を主張していた者や「自決派」には態度を変える動きが見られている。11月10日付『大公報』『文匯報』によると、立法会議員で自決派の朱凱廸氏はカタルーニャが独立を問う住民投票を行った際、人民力量の陳志全・主席や香港衆志とともにカタルーニャ警察を非難し住民投票を支持する声明を発表していた。だが朱氏は9日のインタビューで、自身は「香港独立」を主張しないと明言した。また「香港独立」を主張してきた本土民主前線の梁天●スポークスマンは8日、英サリー大学のセミナーに出席した際、自身はすでに「香港独立」を推進していないと数回にわたり言及し、「香港人は独立を要求する考えはない」などと述べた。全国香港マカオ研究会の劉兆佳・副会長は「カタルーニャ事件がもたらした教訓は国際社会が1つの新国家の出現を認めるかどうかで、特に強国内部の独立宣言は支持が得られない。今回の件で香港独立分子の気炎は打撃を受けたはず」との見方を示した。【●=王へんに奇】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171004_4163/

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