9日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比228.97ポイント(0.79%)高の29136.57ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が168.41ポイント(1.45%)高の11744.54ポイントとそろって反発した。ハンセンは約10年ぶりの高値水準に達している。売買代金は1144億6700万香港ドル。今年2番目の大商いとなった8日の1387億8300万香港ドルから縮小した。中国指標を材料視。今年10月の中国物価統計が朝方公表され、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がそろって予想を上回ったことがプラス材料だ。国内消費の堅調さと、企業活動の上向きが意識されている。(フィスコ提供)【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171109_4952/