QRコードとスマホアプリを使った決済で知られる支付宝(アリペイ)が、街市に続きタクシーの決済にも進出することがわかった。10月31日付香港各紙によると、30日からすでに香港内のタクシーで導入を開始しており、中国本土用の支付宝はもちろん、香港の支付宝HKのどちらでも決済が可能だという。アリペイの李詠詩・港澳台区総経理は「長距離の利用が見込めるため、当初は空港を起点としている車両数十台に投入されるのみだが、11月までには数千台までに増やしていきたい」と抱負を語る。ただ運輸署の統計では香港のタクシーの全車両数は1万8163台あり、ドライバーは4万人以上と、浸透までには相当な時間がかかるとみる声は多い。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171025_4613/