MTR脱線事故、コンクリ破壊もけが人なし

10月26日深夜、MTR運行終了後の回送列車が脱線する事故が発生。周囲施設や列車車体とドアが破損したが、けが人はなかった。10月27日付香港各紙によると、26日午前1時ごろ、柴湾車庫へ向かっていた列車の第3車両の車輪がレールからはずれて、全車両が1フィートくらい先の施設に激突。コンクリート製の階段などが崩れた。MTR消息筋の話では、非常に珍しい深刻な事故で、回送列車のスピードは低速であるため、なぜ脱線したのかわからないという。可能性としては、振動と列車の高さ調整のために列車の底に付けられているサスペンション・エアーバッグに問題が生じたのではないかという説がある。また、専門家による車輪の故障という見方も出ている。別の消息筋は、当局が列車の車輪の左右の距離がレールの左右の距離よりも短かったことが事故原因ではないかとみて調査にあたっていると話した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170920_3667/

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