習主席、共産党大会で成長より質を強調【中国―経済】

コンサルティング会社JLアドバイザーは10月26日に広発証券のリポートを配信した。先週発表された中国の景気指標は、予想どおり経済の減速は段階的であることを示した。GDP成長率は予想どおり2017年第2四半期の6.9%から第3四半期は6.8%減となった。9月の鉱工業生産と小売売上高の伸びはわずかに反発し、経済を支えた。しかし固定資産投資の伸びは、主にインフラ投資の緩和により低迷を続けた。同社は、中国政府が経済成長の緩やかな成長を容認できると考えているため、6.8%は許容できる数字である。また、第19回中国共産党全国大会において、習近平・国家主席は成長より質を強調した。同主席は成長の質の改善は最も重要な課題であると述べたが、具体的な成長の目標に言及しなかった。同社は、政府がイノベーション、供給サイドの改革、環境保護に集中すると考えている。そのため、ハイテクや環境保護など政策の恩恵を受けるセクターに注目している。詳細はJLアドバイザーのHP(www.jladvisers.com) を参照。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171019_4515/

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