特区政府統計処が10月23日に発表した2017年9月の消費者物価指数(CPI)伸び率は前年同月比1.4%で、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は同1.4%だった。いずれも前月の1.9%から下降した。基本物価上昇率が下降したのは主に、今年度に政府が打ち出した補助制度により学費が下降したことと、房屋委員会が2016年9月に実施した公営住宅の家賃引き上げの影響がなくなったことによる。CPI伸び率は項目別では、外食が同2.7%、住宅が同2.3%、食品(外食含まず)が同1.9%、交通が同1.8%、その他商品が同0.5%、酒・たばこが同0.5%、衣類・履物が同0.4%、それぞれ上昇した。一方、耐用品が同3.3%、その他サービスが同0.6%、光熱費が同0.2%、それぞれ下降した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170922_3833/