スイスに本部を置くプライベートバンク、ジュリアスベアがアジアの富裕層の消費を調査したところ、香港は生活指数がトップとなったことがわかった。10月18日付香港各紙によると、これは同行がアジア11大都市の100万米ドル以上の資産を持つ富裕層を対象に、住宅物件からビジネスクラスのエアチケット、ボトックス注射やワイン、弁護士費用などハイエンドのサービス価格を22項目にわたって調査し、順位付けしたもの。昨年香港は住宅物件では1位だったものの総合では上海市、シンガポールに次ぎ3位だったが、今年は住宅物件、高級飲食、ビジネスクラスのエアチケットという3つの項目で1位となり、総合でトップになった。香港の高級住宅の価格は1平方メートル当たり5万1600米ドルで、アジアの平均価格水準である同1万9200米ドルに比べ約2.7倍も高いという。22項目のうち香港が最下位(調査対象地区の中で最も安い価格)だったのはジュエリーなどの宝飾品だった。ちなみに、総合の順位は上海が2位、東京が4位だった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170623_1480/