市場の焦点となる第19回中国共産党大会【中国―経済】

コンサルティング会社JLアドバイザーは10月18日に広発証券のリポートを配信した。中国・香港市場方面では18日から北京で開かれる第19回中国共産党全国代表大会が投資家の焦点となる。加えて政治任用制、経済政策が会議の焦点となる。ここ数年、在庫調整や過剰な産業能力、金融におけるデレバレッジの改善を見てきたが、これらは今後数年続くだろう。そのため、優先される政策は、引き続き構造改革に関するものとなるだろう。投資家は供給側の改革、企業のデレバレッジ、国有企業改革などいくつの話題に注目するだろう。大会中の市場のセンチメントはポジティブであると予想している。具体的には、混合所有制改革セクターなどの政策変更の恩恵を受けるセクターが短期的にアウトパフォームする可能性がある。国家石油公司(CNPC)は、11月末までに強制的な混合所有制改革が完了するとしている。今後2週間、ペトロチャイナ(857HK)、シノペック(386HK)、CNOOC(883HK)が投資家の注目を集めるだろう。詳細はJLアドバイザーのHP(www.jladvisers.com) を参照。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171009_4193/

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