先週末(10月14~15日)の住宅市場では台風の影響もあり新築取引はやや減少した。16日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約234件で、前週末の約370件から36.8%減。うち将軍澳の「晋海」が223件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は3件で、前週末の8件から5件減少。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は7件で、前週末の7件から1件増えた。13日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は159.89(前週比0.08%下落)で、2週連続で下落。8月初め以降で初めて160を割り込み、過去9週間で最低となった。指数は10月2~8日に正式契約された取引に基づくが、主に9月18~24日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171010_4226/