中環の高級オフィス賃料、今年は6%上昇【香港―経済】

中環地区の高級オフィスの賃料が最高値を更新したことがわかった。10月13日付香港各紙によると、これは不動産コンサルタントの戴徳梁行(DTZ)が発表した第3四半期の統計調査によってあきらかになったもの。同期における香港全体の高級オフィスの平均賃料(1平方フィート当たり)は80.5ドルと前期比0.3%でわずかに上昇したのみ。中環地区も同0.5%上昇と伸び幅自体は全体平均と同様大きくないものの、その価格が126.6ドルと過去最高を記録したという。DTZの蕭亮輝・董事総経理は「同期の契約のうち中国本土資本の法人がわずか4%だった。中央政府の資本流出の締め付けもあるが、大企業の香港進出には影響しないと思う。特に中環の商業物件は上がりこそすれ下がることはしばらくなく、賃料は今年通年で6%程度上昇する」と予測した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171003_4124/

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