東亜銀行で顧客から預かった小切手を保管する箱が、小切手ごと誤って捨てられていたことがわかった。10月4日付香港各紙によると、事件が起きたのは9月30日、長沙湾にある同行の青山道支店。当日、同店舗は改装工事中で、問題の保管箱はもともと廃棄予定であったため、廃棄日時を誤解した何者かにより廃棄されたとみられている。紛失した小切手の額面総額は不明だが、顧客を映した監視カメラの映像では、当日に保管箱に投入された小切手は十数枚あるとみられている。映像から何人かの顧客はすでに特定し、確認も取れているという。同行ではすでに謝罪を表明、香港金融管理局(HKMA)と個人資料私隠専員公署(PCPD)に報告を行い、店頭には張り紙で当日に小切手を投入した顧客への呼びかけを行っている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170928_3910/