マクドナルドとKFCのドリンクから規定値の2倍超の大腸菌が確認され、問題となっている。9月10日付『りんご日報』によると、これはファストフード5社(マクドナルド、KFC、美心MX、大快活、大家楽)の新界の各2店舗(計10店舗)のドリンクの氷に含まれる大腸菌郡数を同紙が独自に調査したもの。100ミリリットルあたりで10個以下なら規定値を満たしていることになるが、前述2社の値がとりわけ高かったようだ。1位はKFC(粉嶺名都広場)で270個(規定値の2.7倍)、2位はマクドナルド(同じく粉嶺名都広場内)で同210個(同2.1倍)という結果に。規定値以下の店舗は10店舗中4店舗あったが、2店舗とも規定値以下だったチェーン店は1社もなく、美心MX、大快活、大家楽の店舗でも確認されているという。取材を受けて各社とも衛生指導を徹底すると表明しているが、医師でもある公民党の郭家麟・立法会議員は「発覚しても法的な罰則はなく、食物環境衛生署も人員が不足しており徹底した対応は難しい」とコメントしている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170710_1894/