「セントラル占拠行動」発起人である香港大学法律学院の戴耀廷・副教授の免職を要求するネット署名が8万人を突破したことを受け、立法会の何君堯・議員は9月6日に記者会見を行った。7日付香港各紙によると、署名活動は8月29日~9月5日に行われ、悪意と不合理な署名3338人分を差し引くと8万623人の署名が集まった。うち法曹界関係者が1729人、教育界関係者が8808人となっている。何氏は目標の4万人を大きく上回ったことで「香港大に戴氏の免職を要求するのに十分な支持」と述べ、香港大校務委員会に再度書簡を送り香港大学条例12条に基づき戴氏の内外の言行を調査する委員会設置を要求すると説明。調査期間は戴氏のを教学職務を停止とすることも要求する。1週間後の14日までに納得のいく書面回答がなければ、戴氏を糾弾する集会を開き、裁判に訴えることも検討する構えだ。一方、香港大のピーター・ウィリアム・マセソン学長は先に「大学側は教師の校外での行為に干渉する権限はない」とコメントしている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170905_3277/