香港中文大学で９月４日に「香港独立」と書かれた横断幕やポスターが校内の複数の場所に掲げられているのが見つかり学校側が撤去したが、５日に再び掲げられているのが見つかった。６日付香港各紙によると、５日朝、校内の文化広場に再び「香港独立」と書かれた横断幕が掲げられ、掲示板は「陥落拒絶、独立しかない」と書かれたチラシで埋め尽くされていた。中文大師生中心管理委員会は同日、学生会に対し「関連の言論は香港の法律に違反し、学校側は一貫して香港独立の立場には賛成しない。学生会に関連の横断幕とチラシの撤去を求める。さもなくば委員会が不適切なものを撤去する」との書簡を送った。だが学生会は「文化広場に座り込み、学校側による強制撤去を阻止する」と不満を表明した。ほかに香港大学、城市大学、教育大学の掲示板にも「香港独立」を盛り込んだスローガンが掲げられていた。弁護士で行政会議メンバーを務める湯家●氏は刑事罪行条例９条の「煽動意図」や１０条の「煽動文字の発表」を挙げ、初犯なら罰金５０００ドルと禁固２年、再犯なら禁固３年の刑になると説明した。【●＝馬へんに華】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170906_3332/
