セントラルで日本人陶芸家の作品展【香港―社会】

中環の複合施設「Fringe Vault at the HK Fringe Club」のグランドフロアにあるカフェにて「日日和器~HK Fringe Club × New Generation Japanese Ceramics~」が開催されている。これは日本を拠点に海外で活躍する若手陶芸家の作品を季節ごとに展示しているもので、一年にわたる企画。これまで「春」「夏」をテーマに開催され、9月1日からは「秋」の展示会がスタート。会場には愛知県常滑市を拠点に内外で活動している大澤哲也氏とKeicondo氏の作品がおよそ90点展示されている。大澤氏は台湾、上海、アムステルダムなどにも出荷しており、活動の幅を広げている若手作家。釉薬を使わず”ひび割れ”を効果的に表現することで、より味わい深さを出す作品は海外にもファンが多い。2日にはトークイベントショーと轆轤の実演が行われ、地元愛好家およそ50名が集まった。会場では「どうしたら弟子になれるのか」「器と料理の組み合わせ方をどうしたらいいのか」などの質問が挙がり、同氏は「予想以上に陶芸に興味をもっていただける人が多く嬉しい。和食文化が根付いている香港だからこそ、よりおいしく楽しい食生活をの魅力を伝えていきたい」と述べた。同イベントは11月30日まで開催。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170804_2477/

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