香港賽馬会(香港ジョッキークラブ)は8月31日、2016/2017シーズン(2017年6月30日まで)の業績を発表した。9月1日付香港各紙によると、16/17年度の業績は多くの新記録をつくり、総投票額、納税額、慈善事業への献出額などが過去最高を記録した。馬券、サッカーくじ、マークシックスを合わせた総投票額は前年比6.8%増の2165億ドルに達した。内訳は、馬券が同7.9%増の1158億ドル、サッカーくじ同6.8%増の927億ドル、唯一収入が減ったのがマークシックスで同6.2%減の82億ドルだった。競馬への入場数は5年連続で200万人を超え、海外レースへの投票が活況なことが入場者と馬券収入の増加につながったようだ。一方、賭博税と所得税を合わせた納税額は217億ドルで、慈善事業のために献出された額は5.3%増の41億ドルに上った。香港賽馬会は香港故宮文化博物館の建設にも資金を提供している。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=15578