30日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比329.60ポイント(1.19%)高の28094.61ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が78.38ポイント(0.69%)高の11374.46ポイントとそろって反発した。ハンセン指数は年初来高値を約3週ぶりに更新。15年5月以来、約2年3カ月ぶりに節目の28000ポイント台を回復した。売買代金は1059億1900万香港ドルに拡大している(29日の売買代金は948億9400万香港ドル)。人民元高の進行が追い風。中国人民銀行(中央銀行)は30日、人民元の対米ドル基準値を2016年6月以来の元高水準に設定した。上海の外国為替市場では、元相場が約1年2カ月ぶりの高い水準で推移している。(フィスコ提供)【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170830_3176/