特区政府統計処は8月29日、2017年7月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比4.0%増の360億ドル(速報値)、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同4.6%増。6月の小売業総売上高は同0.1%増、小売業総販売量は同0.5%増に修正した。17年1~7月の小売業総売上高は前年同期と変わらず、小売業総販売量は同0.1%減となった。7月に売上高の増加が目立ったのは、宝飾品・時計・高級贈答品の同12.9%増、中医薬の同9.3%増、その他消費財の同8.0%増、デパート商品の同5.5%増、食品・酒類飲料・たばこの同4.9%増、その他耐久消費財の同4.8%増、家具・固定装置の同4.6%増、医薬品・化粧品の同3.0%増、燃料の同2.4%増、衣類の同1.6%増、書籍・文具・贈答品の同1.5%増。一方、売上高が減少したのは、電器・撮影器材の同6.0%減、履き物・衣料小物の同4.7%減、メガネの同3.6%減など。スーパーマーケット商品と自動車・同部品は前年同期に比べほぼ同じだった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170803_2464/