香港天文台が約150万ドルを投じて放射線観測車を新たに導入、6月から供用を開始した。8月29日付香港各紙によると、同車両が1カ月に1回香港全域の道路を巡回してガンマ線量を実測し、来年からその数値を公表する考えだ。天文台はこれまでにも放射線観測車を所有していたが、線量の高低を測れるだけで、それが自然放射性核種なのか人工放射性核種なのか区別はできなかった。それに対し新型車両は、空気中の人工放射性核種を観測でき、毎分ごとにデータを天文台へ転送することが可能という。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=14095