新巴と城巴が値上げ申請、18年1月から【香港―経済】

NWSホールディングス(新創建集団)傘下の新世界第一バス(新巴)とシティバス(城巴)の2社が運輸署に対し乗車料金値上げの申請を行った。認可されれば2018年1月から適用開始となる見込みで、2008年以来10年ぶりとなる。8月26日付香港各紙によると、新運賃の値上げ幅は約12%で、香港島内の路線の85%は1ドル以下、海越えの路線の70%は2ドル以下に抑えられるという。具体例としては、40号路線(湾仔―華富北)は5.3→5.9ドル(0.6ドル増)、8P号路線(湾仔―小西湾)は6.1→6.8ドル(0.7ドル増)、967号路線(天水囲―金鐘)は21.4→24ドル(2.70ドル増)などとなっている。なお、城巴が運営している空港発着とランタオ島発着の路線に関しては今回の値上げ対象から外されている。2社ともに値上げの要因として、人件費ほか経営コストの上昇、香港の物価上昇率、広告収入の減少、MTR南港島線開通による乗客の減少を挙げている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170810_2639/

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