大きな被害をもたらした台風１３号（ハト）に続き、台風１４号（パカー）が香港に接近した８月２７日５時１０分、台風警報「シグナル８」が発令された。香港天文台の資料によると、今年はこれで香港に接近した台風に対し４つ連続でシグナル８が発令されたことになる。観測史上４つ連続でシグナル８発令となったケースは、１９４８年以来２度目、６９年ぶりのことだという。２７日１４時２８分発表の政府広報によれば、２７日１３時４５分までに公立病院の救急処置室に搬送されたけが人は１９～８９歳６２人（男性３２人、女性３０人）だった。２７日１３時３０分までに通報があった樹木の倒壊は２３６件に達した。政府当局が２７日１４時までに確認した浸水は１６件、土砂崩れは１件。香港機場管理局（ＨＫＡＡ）の資料によると、２７日１４時２８分までに約３００便が欠航または遅延した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170828_3129/
