高等法院(高等裁判所)上訴庭が8月17日、「セントラル占拠行動」の学生リーダー3人に禁固刑を下したことで、3人は今後5年、立法会議員選挙などに立候補できなくなった。18日付香港各紙によると、立法会条例39条では「3カ月以上の禁固刑判決を受けた者は、判決から5年以内は選挙で立候補と当選の資格を失う」となっており、区議会条例21条にも同様の規定がある。このため3人はじきに行われる補欠選挙だけでなく、2019年の区議会選、20年の立法会選に出馬することはできない。参加可能となるのは23年の区議会選からであり、政治ムードは現在と異なることが予想されるため、彼らの政治生命は今回の投獄で終わったとの見方もある。香港衆志の周庭・常務委員は、これにより同党の選挙戦略が破たんしたことを認め、補選について再検討することを明らかにした。また新界東北部開発への反対デモで禁固刑が下された社会民主連線(社民連)の黄浩銘・副主席ら13人を合わせ、非親政府派は16人が選挙への参加資格を失うこととなった。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170811_2724/