店舗賃料の下落続く、翠華は4割引で更新【香港―経済】

住宅価格の上昇が止まらない中、中環を筆頭に繁華街の店舗賃料で大幅な下落が目立ってきている。8月18日付香港各紙によると、10月に契約満期を迎える蘭桂坊近くの翠華餐庁(計4フロア)が43%ダウンの130万ドル/月で契約を更新。同社は今年初めに同じ中環の檀島珈琲餅店跡地を11%も安く借り上げたばかり。また2012年に銅鑼湾で35万ドルの記録的な高値をつけた景隆街2号のE店舗は、今月から宝飾店が60%減の15万ドルで入居している。同じ銅鑼湾の恩平街のある店舗は170万ドルで高級時計IWCの販売店となっていたが同店が撤退、家電のダイソンに60万ドルで提示するも成約できず、結局ピーク時より8割引の40万ドルでギャラリーとなっている。また、尖沙咀の彌敦道沿いにあるスウォッチ店舗は210万ドルで入居しているが、オーナーが100万ドルへの値引きを提示したにもかかわらず同店は拒否、結局80万ドルで更新した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170630_1601/

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