「和牛統一マーク」変更でPRセミナー【香港―経済】

8月16日、「和牛統一マーク」が変わることを受け、和牛の魅力を知ってもらうための調理実演・試食も兼ねた PR セミナーが尖東のニューワールドミレニアム香港ホテルで開催された。牛肉の中で値段も味も別格であると言われ、世界のトップシェフからも人気の高い「和牛」。和牛を世界中に正しく発信するため、2007 年より「和牛統一マーク」が制定され、本物の日本産の和牛には「和牛統一マーク」がつけられることが義務付けられたが、昨今の和牛を使用したブランド商品の濫用を防ぐため、新たなマークができた。「和牛」とは牛の品種に着目した区分で、日本で長い時間をかけて品種改良されてきた「黒毛和種」「褐毛和 種」「日本短角種」「無角和種」などの 4 品種と、それらの交雑種のことを指し日本国内で出生し日本国内で飼養された牛であること、さらにそのことを牛トレーサビリティー制度で確認できることが条件となっている。株式会社ミートコンパニオン常務取締役の植村光一郎氏による講演には会場に人があふれるほどで、真剣な面持ち聞きながらメモを取る人の姿も。公益社団法人中央畜産会専務理事の強谷雅彦氏は「香港は日本が輸出している牛肉の約1/4を占めている大事な市場。伸び率がとてもよくさらに力入れていく」と話した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170620_1243/

Share