先週末(8月12~13日)の住宅市場では米国の利上げ先送りなどによる影響で新築取引は倍増した。14日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約350件で、前週末の約137件から約2.5倍となった。うち香港人限定の「啓徳1号(2)」が約160件を占めた。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は1件で、前週末の2件から1件減少。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は4件で、前週末と同じだった。11日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は159.84(前週比0.29%下落)で、2週連続の上昇から再び下落に転じた。指数は7月31日~8月6日に正式契約された取引に基づくが、主に7月17~23日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170808_2526/