短縮傾向が見られていた公共住宅入居申請者の平均待ち時間が再び過去最長となったことが分かった。8月11日付香港各紙によると、房屋委員会が10日に発表した2017年6月末現在の賃貸型公共住宅の累積入居申請(当選待ち状態)は27万7800件で、前期(3月末)から1900件増加。うち一般(家庭)の申請者は15万200件で前期から2900件減少し、平均待ち時間は4.7年。前期の4.6年から延長され、再び過去最高の水準に戻った。非高齢の単身申請者も1000件減少の12万7600件となった。ただし高齢の単身申請者の待ち時間は前期と同じ2.6年となっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170728_2356/