7月の香港PMI、51.3に上昇【香港―経済】

日本経済新聞社と金融統計機関マーキットは8月3日、2017年7月の香港の購買担当者指数(PMI)を発表した。8月4日付香港各紙によると、7月のPMIは51.3で、6月の51.1から0.2ポイント上昇。4月から4カ月連続で景況判断の目安となる50を上回り、過去3年半で最高となった。民間企業の経営環境の改善が続いていることを反映している。伸びの主な原動力は生産と新規受注で、特に中国本土への輸出の受注伸び幅は2014年2月以降で最高となった。マーキットのエコノミストは「市場は好転しているものの、企業経営の先行きに対する自信は依然低迷している。主に米国の利上げ、原材料価格の高騰、競争の激化などが理由で、これらが経済の持続的発展を妨げる可能性がある」とコメントした。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170707_1873/

Share