高速鉄道、民主派ら「一地両検関注組」設立【香港―政治】

民主派議員などは8月2日、広州―香港間高速鉄道の「一地両検」案撤回を求める「一地両検関注組」を設立した。3日付香港各紙によると、「一地両検関注組」メンバーは非親政府派議員、識者、民間団体と大学・専門学校学生会の代表など94人。梁国雄氏ら資格を喪失した議員も含まれている。特区政府に対し(1)大衆に「一地両検」案に関する間違った情報の発信を停止(2)「一地両検」案を撤回(3)多くの案を提示して公開諮問を行う――の3つを要求する「立場書」を発表し、今後3カ月の間に街頭での宣伝活動や数十万人の反対署名を集めるなどの世論戦を行うと表明した。公民党の陳淑荘氏は政府が11月に法案を提出するとみて今後3カ月の世論形成が鍵を握ると指摘。ただし世論の蓄積が足りなければ政府に立場を変えさせるのは難しいと懸念している。梁国雄氏は署名活動の目標を少なくとも30万~50万人に設定すべきと提案した。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170803_2466/

 

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