西九龍にある高級ショッピングモールElemetsに８月2日、「焼肉 火蔵（KAGURA）」がオープンした。本店は十勝・芽室町で、赤煉瓦倉庫だった建物を改装した焼肉店として２００８年にオープンした。主に使用している地元産ブランド「未来めむろうし」はミシュランガイドのビブグルマンに選ばれている。海外初出店となる香港店は照明をやや落として古材を取り入れた温かな空間を演出。座席は９２席、煙を最小限におさえるロースターを設置している。メニューは「未来めむろうし」お盛り合わせ（２～３人前／420ドル）、帯広産「かみこみ豚」のロース（138ドル）、A4和牛すき焼きスタイル（108ドル）、北海道産のじゃがいもを使用したポテトサラダ（５８ドル）などを本店とほぼ変わらないスタイルで提供する。同店代表取締役で株式会社オークリーフ牧場代表の柏葉晴良氏は「香港は飲食において 激戦市場。舌も目も肥えている人が多い美食の街での挑戦は大変やりがいを感じる。消費者ニーズに合わせた最高のもてなしをし、地元十勝の味を香港でも広げたい」と語る。すでに他国からも出店オファーがあり、今後もアジア市場での拡大に力をいれる。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170710_1892/
